六戸高より良く 生徒と教職員、保護者、地域住民が初の「サミット」

より良い学校づくりへ生徒と教職員、地域住民らが意見交換した六高サミット
より良い学校づくりへ生徒と教職員、地域住民らが意見交換した六高サミット
青森県立六戸高(吉田繁徳校長)は19日、生徒と教職員、保護者、地域住民で学校内のさまざまな問題を話し合う、初の「六戸高校四者協議会(六高サミット)」を開いた。生徒たちは普段の学校生活で浮かんだ疑問や校則について、教職員らと意見交換し、校則や.....
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青森県立六戸高(吉田繁徳校長)は19日、生徒と教職員、保護者、地域住民で学校内のさまざまな問題を話し合う、初の「六戸高校四者協議会(六高サミット)」を開いた。生徒たちは普段の学校生活で浮かんだ疑問や校則について、教職員らと意見交換し、校則や携帯電話のマナーなどに理解を深めた。[br][br] より良い学校づくりと生徒の主権者教育を目的に企画。昨年実施する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期していた。[br][br] 初回は、生徒対象のアンケートで票数の多かった「スマートフォンの使用ルール」「頭髪と服装に関するルール」を主なテーマに設定。体育館を会場に、4者の代表18人がテーブルに着き、意見を表明した。オブザーバーとして参加した1、2年生約100人と教職員からも活発な意見が上がった。[br][br] 生徒側からの「(校内で)スマホで自由に連絡や写真撮影をしたい」「髪型のツーブロック禁止や靴下の色と長さ指定はなぜなのか」という声に対し、教職員らは、学校生活への影響や防犯上の理由などを挙げ、制限の必要性を説明した。[br][br] 生徒代表として参加した生徒会長の2年三浦一晟(いっせい)さん(17)は、「さまざまな見解を知ることができた有意義な時間だった。今回の話し合いを踏まえて、全校のみんなが納得いくような結果に進んでくれれば」と話した。[br][br] 2回目は今夏に予定しており、保護者や教職員側から持ち寄る議題を軸に話し合うという。より良い学校づくりへ生徒と教職員、地域住民らが意見交換した六高サミット