洞内小、松陽小、大深内中で小中一貫教育導入 十和田市、23年度開校

十和田市教委は22日、市立洞内、松陽両小を統合する計画を巡り、統合後に校舎を共有する市立大深内中との間で、市内で初めてとなる小中一貫教育に取り組むことを明らかにした。新たな小学校の校名は大深内小とする。 同日開かれた市議会議員全員協議会で説.....
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 十和田市教委は22日、市立洞内、松陽両小を統合する計画を巡り、統合後に校舎を共有する市立大深内中との間で、市内で初めてとなる小中一貫教育に取り組むことを明らかにした。新たな小学校の校名は大深内小とする。[br][br] 同日開かれた市議会議員全員協議会で説明した。[br][br] 両小の統合は児童数の減少に伴うもの。2023年4月に同中の敷地内に小中併置校を開校する計画を進めていた。さらに、築44年が経過している同中についても新校舎を整備する方針を示していた。[br][br] 市教委は、学校教育法の改正で新たに小中一貫教育が制度化されたことから、導入を模索。地域住民や学校などによる開校準備委員会と協議を重ねてきた。[br][br] また、小学校名を大深内小とすることについては、地域住民からの希望が最も多かったという。[br][br] 市教委は「義務教育の9年間の全体像を把握し、系統性や連続性に配慮した教育に取り組める」と導入の利点を語った。