長年の「浜小屋学習」評価 大久喜小が文部科学大臣優秀教職員表彰

学校を代表し、表彰状と盾を受け取った長倉一志校長(中央)ら
学校を代表し、表彰状と盾を受け取った長倉一志校長(中央)ら
八戸市立大久喜小(長倉一志校長)が、教育で優れた成果を上げた教職員をたたえる本年度の「文部科学大臣優秀教職員表彰」に選ばれた。同小が16年以上取り組む「浜小屋学習」が評価された。長倉校長は「古里を愛する子どもたちを育てたいとの思いで続けてき.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 八戸市立大久喜小(長倉一志校長)が、教育で優れた成果を上げた教職員をたたえる本年度の「文部科学大臣優秀教職員表彰」に選ばれた。同小が16年以上取り組む「浜小屋学習」が評価された。長倉校長は「古里を愛する子どもたちを育てたいとの思いで続けてきた取り組み。後世に残していきたい」と語った。[br][br] 同表彰は、全国の国公私立学校の教職員が対象。本年度は全国から790個人、54組織(同小含む)が選ばれた。[br][br] 同小は、国重要有形民俗文化財に指定されている「八戸及び周辺地域の漁撈(ぎょろう)用具と浜小屋」を利活用。浜小屋内で地域住民から昔話を聞いたり、漁具の使用法を学んだりして交流を深めてきた活動が評価された。[br][br] 16日には市庁で表彰状伝達式が行われ、長倉校長が伊藤博章教育長から表彰状と記念の盾を受け取った。伊藤教育長は「浜小屋学習は大久喜小の特色を生かした“ならでは”の教育。地域で頂いた賞として大事にしてほしい」と栄光をたたえた。学校を代表し、表彰状と盾を受け取った長倉一志校長(中央)ら