【新型コロナ】八戸市などで5人感染 青森市飲食店クラスター48人に 青森県内

青森県は19日、県内で新たに5人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所管内別では、青森市3人、八戸市と弘前が各1人。全員が軽症か無症状。このうち青森市と弘前の2人は、同市の飲食店「泰苑」で発生したクラスター(感染者集団)に関連.....
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 青森県は19日、県内で新たに5人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所管内別では、青森市3人、八戸市と弘前が各1人。全員が軽症か無症状。このうち青森市と弘前の2人は、同市の飲食店「泰苑」で発生したクラスター(感染者集団)に関連している。クラスターの規模は県外での感染確認を含めて計48人。県内の感染者は累計890人となった。[br][br] 八戸市で感染が判明したのは40代男性。17日に倦怠(けんたい)感やせきの症状があり、検査を行った。接触者は職場関係者ら数十人。[br][br] 青森市で感染が判明したのは、30代男性2人と50代女性。50代女性はこの八戸市の40代男性と青森市内で接触があった。感染経路は不明。[br][br] 青森市の30代男性1人は、クラスターが発生した青森テレビの本社に勤務する派遣社員。同社の感染者は計10人となった。[br][br] 別の30代男性は、3月上旬に東北や関西地方などへの移動歴があったほか、県外で感染が判明した人と県内で接触していた。[br][br] 弘前の性別非公表の10代1人は、泰苑のクラスターに関連して検査を受けていた。[br][br] また、朝日生命保険(本社東京)は19日までに、青森支社と五所川原、黒石両営業所の3拠点で計6人が感染したと発表した。県は事業所名を公表してないが、泰苑に関連して県内で発生している職場クラスターとみられる。[br][br] 同社は県内7カ所の拠点があり、会議などで別の拠点の社員同士が顔を合わせる場面もあったという。黒石と五所川原の両営業所は閉鎖し、接触の可能性がある職員を出勤停止としている。