高橋さんが危険物取扱者甲種、慶長さんは乙種全類取得/八戸水産高

難関資格を取得した八戸水産高の生徒
難関資格を取得した八戸水産高の生徒
青森県立八戸水産高(福嶋信校長)水産工学科の生徒で、1年の高橋光輝さん(16)が危険物取扱者の甲種、慶長侑真さん(16)が乙種全類を取得。3年の吉岡雄陽(ゆうひ)さん(18)と小泉爽翼(そうすけ)さん(17)、高田璃玖斗(りくと)さん(18.....
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青森県立八戸水産高(福嶋信校長)水産工学科の生徒で、1年の高橋光輝さん(16)が危険物取扱者の甲種、慶長侑真さん(16)が乙種全類を取得。3年の吉岡雄陽(ゆうひ)さん(18)と小泉爽翼(そうすけ)さん(17)、高田璃玖斗(りくと)さん(18)は、同校ではまれな溶接技能者評価試験に合格した。[br][br] 危険物取扱者の試験は1月下旬に八戸市内で実施。高橋さんは「難しい数字などは語呂合わせで覚えた」、慶長さんは「物質の性質を何回も繰り返して頭にたたき込んだ」と、これまでの努力を振り返った。共に将来は商船や客船の機関士になるのが目標だ。[br][br] 消防試験研究センター県支部によると、2020年度(今月11日現在)で甲種の合格者は高校・高専生で5人、乙種全類は青森市の中学生1人を含め計44人だった。[br][br] 溶接技能者評価試験は昨年12月に八戸市内で行われ、吉岡さんは被覆アーク溶接基本級A―2F、小泉さんと高田さんはマグ溶接基本級SA―2Fにそれぞれ合格した。[br][br] 同校は受験に当たり、県職業能力開発協会のものづくりマイスター派遣事業を活用。高橋製作所(八戸市)OBの中里政人志さんの指導を仰いだ。[br][br] 4月から吉岡さんは東京海洋大、小泉さんと高田さんは同高専攻科機関科に進学する予定。3人は取材に「溶接の実技の反復練習を徹底した。将来は船乗りになりたい」と口をそろえた。難関資格を取得した八戸水産高の生徒