新郷村立野沢中で最後の卒業式

管宏校長(右)から卒業証書を受け取る卒業生
管宏校長(右)から卒業証書を受け取る卒業生
本年度末で閉校する新郷村立野沢中(管宏校長)で11日、最後の卒業式が行われた。在校生や保護者が見守る中、3年生4人が中学校生活での大切な思い出を胸に、新たな一歩を踏み出した。 同校は1947年に設立し、これまでに1700人以上の卒業生を輩出.....
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 本年度末で閉校する新郷村立野沢中(管宏校長)で11日、最後の卒業式が行われた。在校生や保護者が見守る中、3年生4人が中学校生活での大切な思い出を胸に、新たな一歩を踏み出した。[br][br] 同校は1947年に設立し、これまでに1700人以上の卒業生を輩出。地域の発展に貢献してきたが、少子化などに伴い新年度に新郷中と統合することが決まっている。[br][br] 式典では、管校長が一人一人に卒業証書を手渡し、「閉校という大きな節目の卒業生として立派に成長し、野沢中を支えてくれたことに感謝する。自分らしく未来を切り開いてほしい」とエールを送った。[br][br] 在校生を代表し、2年の前山仁菜さんが「先輩方が残してくれた“野中魂”と伝統を引き継いでいくことを誓う」と送辞。3年の田島未舞さんは答辞で、「どんな時でも共に笑い、協力し合いながら一緒に過ごしてきた。私たちらしい最高の笑顔でわが道を開く一歩を踏み出そう」と力強く卒業生に呼び掛けた。[br][br] 最後は全員で校歌を斉唱し、式を締めくくった。管宏校長(右)から卒業証書を受け取る卒業生