転園希望22件、八戸市が受理/認定こども園一斉退職問題

八戸市内の認定こども園で、理事長と保育士の対立が原因で、保育士15人中14人が3月末までに一斉退職する事態となっている問題で、市は11日、新年度から別の園に入園可能な2次募集枠に、保護者から計22件の申し込みがあったことを明らかにした。市は.....
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 八戸市内の認定こども園で、理事長と保育士の対立が原因で、保育士15人中14人が3月末までに一斉退職する事態となっている問題で、市は11日、新年度から別の園に入園可能な2次募集枠に、保護者から計22件の申し込みがあったことを明らかにした。市は可能な限り保護者の意向に沿うように手続きを進める方針。[br][br] 同日の市議会予算特別委員会で説明した。[br][br] 市によると、こども園には現在87人の園児が在園しており、3月で13人が卒園する。残りは74人となるが、8日が締め切りだった転園に向けた手続きでは、保護者から22件の申し込みを受け付けたという。[br][br] 一方、こども園は5日時点で、常勤8人、非常勤4人の保育士を確保しており、市は「保育の継続は可能」との認識を示した。[br][br] 議員から市の積極的な関与を求める声が上がっていることに対しては、「労使間の問題として立ち入ってこなかったが、今後は状況を聞きながら、改善に向けて進めていけるようにしたい」と強調した。