現新三つどもえ、現村政の評価争点/東通村長選告示

東通村長選に立候補した橋本幸雄氏、越善靖夫氏、畑中稔朗氏(左から届け出順)
東通村長選に立候補した橋本幸雄氏、越善靖夫氏、畑中稔朗氏(左から届け出順)
任期満了に伴う東通村長選は9日告示され、いずれも無所属で、不動産会社社長の新人橋本幸雄氏(80)、7選を目指す現職越善靖夫氏(79)、前村議会事務局長の新人畑中稔朗氏(58)の3人が立候補を届け出、14日の投開票に向けて舌戦がスタートした。.....
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 任期満了に伴う東通村長選は9日告示され、いずれも無所属で、不動産会社社長の新人橋本幸雄氏(80)、7選を目指す現職越善靖夫氏(79)、前村議会事務局長の新人畑中稔朗氏(58)の3人が立候補を届け出、14日の投開票に向けて舌戦がスタートした。3氏いずれも村内に立地している東通原発については、推進のスタンス。選挙戦は12年ぶりで、6期24年の現村政の評価が争点になる。[br][br] 橋本候補は、地元の古野牛川地区で第一声を上げた。ハコ物の建設が村民の所得や人口の増加につながっていないと現村政を批判し、「子や孫に胸を張って残せる村づくりを進める」と主張。公約として、企業誘致による人口減少対策やITを活用した1次産業の所得向上などを訴える。[br][br] 越善候補は、同村白糠前田の選挙事務所前で原子力との共生を掲げた上で、「原発の再稼働や工事再開などの課題を解決していく」と強調。村議会議長や村を地盤とする青森県議らも駆け付け、厳しい財政下での村政運営を評価し、「かじ取り役は越善候補しかいない」などと訴えた。[br][br] 畑中候補は、同村白糠浜通の選挙事務所前でマイクを握った。人口減少や経済低迷などの山積する問題が現村政で解消されず、解決策も示されていないと指摘。行政運営の手法にも疑問を呈し、「村民に寄り添う村づくりをしていく。村を変えよう」と支持を呼び掛けた。[br][br] 期日前投票は10~13日の午前8時半~午後8時、村役場で受け付ける。 9日現在の選挙人名簿登録者数は5379人(男2782人、女2597人)。東通村長選に立候補した橋本幸雄氏、越善靖夫氏、畑中稔朗氏(左から届け出順)