おとべ農産・乙部代表社員に協会賞/県農業経営研究協会

青森県農業経営研究協会賞に輝いた(前列左から)乙部英夫さんと政子さん=8日、青森市
青森県農業経営研究協会賞に輝いた(前列左から)乙部英夫さんと政子さん=8日、青森市
青森県農業経営研究協会(三上巽理事長)は8日、第39回の同協会賞の表彰式を青森市で開き、東北町でナガイモなどの野菜を生産する「おとべ農産合同会社」の乙部英夫代表社員(59)の功績をたたえた。 同協会賞は農業経営の改善に優れた業績を上げた個人.....
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 青森県農業経営研究協会(三上巽理事長)は8日、第39回の同協会賞の表彰式を青森市で開き、東北町でナガイモなどの野菜を生産する「おとべ農産合同会社」の乙部英夫代表社員(59)の功績をたたえた。[br][br] 同協会賞は農業経営の改善に優れた業績を上げた個人、団体に贈呈している。[br][br] 乙部さんは県営農大学校卒業後、1982年に就農。84年に父から経営を受け継ぎ、減反が始まった葉タバコ栽培から転換し、ナガイモを中心とした野菜主体の経営を進めている。[br][br] 2015年には妻の政子さん、長男暁さんを役員におとべ農産を設立。ヤマノイモ品種「ネバリスター」や、ダイコン、キャベツなど多彩な野菜を生産し、販路開拓にも取り組む。近年はスマート農業機械を導入し、作付け拡大を続けている。[br][br] 表彰式には英夫さんと政子さんが登壇し、三上理事長から表彰状を受け取った。英夫さんは「スマート農業の有効活用や従業員教育に力を入れ、後継者不足で耕作できなくなった地域の農地を引き受けて、規模拡大を図りたい」と述べた。青森県農業経営研究協会賞に輝いた(前列左から)乙部英夫さんと政子さん=8日、青森市