歴史と思い出風に乗せ 小舟渡小児童、118枚のたこ揚げ

児童は小舟渡海岸で思いを込めた118個のたこ揚げを成功させた
児童は小舟渡海岸で思いを込めた118個のたこ揚げを成功させた
本年度末に閉校する階上町立小舟渡小(三谷公人校長)は3日、隣接する小舟渡園地と校庭で、創立年数と合わせた118枚のたこ揚げに挑戦した。児童24人は見事にたこを天高く泳がせ、「もっと飛べ」「小舟渡小大好き」と歓声を上げた。 児童から「かつて開.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
本年度末に閉校する階上町立小舟渡小(三谷公人校長)は3日、隣接する小舟渡園地と校庭で、創立年数と合わせた118枚のたこ揚げに挑戦した。児童24人は見事にたこを天高く泳がせ、「もっと飛べ」「小舟渡小大好き」と歓声を上げた。[br][br] 児童から「かつて開いていたたこ揚げ大会を復活させたい」と要望があり企画。児童と教職員が海や芝生、朝日のイラストや、「118年ありがとう」などのメッセージを書き、4~5枚の連だこ24組を完成させた。[br][br] 2月に一度試みた際には、強風でたこ同士が絡まってしまった。このため、「失敗は成功のもと」を合言葉に、風の弱まる場所を探すなど知恵を絞って再挑戦した。[br][br] この日も強い海風が吹いていたが、児童らは位置取りや風向きに注意して手を放すと、たこは電線のない広い空を泳ぎ始めた。児童らは高さを競うなどして楽しんだ。[br][br] 同小から見える自然が好きだという5年の北城莉央さん(11)は、「失敗を生かして全員で118枚のたこを揚げられて良かった。閉校後も遊びに来たい」と笑顔で語った。児童は小舟渡海岸で思いを込めた118個のたこ揚げを成功させた