本年度末で閉校、大湊高川内校舎で最後の卒業式 思い出胸に巣立ち

最後の校歌を斉唱する生徒
最後の校歌を斉唱する生徒
本年度末で閉校する青森県立大湊高川内校舎で2日、最後の卒業式が開かれ、3年生11人が思い出を胸に学びやを巣立った。 同校舎は1948年、大湊町(現むつ市)立大湊高定時制課程川内分校として設立。県立移管、全日制移行を経て、78年に独立高昇格を.....
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 本年度末で閉校する青森県立大湊高川内校舎で2日、最後の卒業式が開かれ、3年生11人が思い出を胸に学びやを巣立った。[br][br] 同校舎は1948年、大湊町(現むつ市)立大湊高定時制課程川内分校として設立。県立移管、全日制移行を経て、78年に独立高昇格を果たし、県立川内高となった。地域と共に発展を遂げてきたが、少子化で生徒数が減少。県教委の教育改革で2008年に大湊高川内校舎となり、本年度で閉校が決まった。[br][br] 下川原堅藏校長は一人一人に卒業証書を授与。式辞で「閉校となるが、生徒が過ごした高校生活は色あせることがない。川内校舎を心のよりどころとして大切にしてほしい」と、前途をたたえてエールを送った。[br][br] 卒業生を代表し、生徒会長の北川穂菜美さんが3年間の思い出を振り返りながら、「校舎で過ごしたことを誇りに私たちは旅立ちます。今までありがとう。さようなら川内校舎」と述べた。最後は全員で校歌を斉唱し、式を締めくくった。[br][br] 同校の卒業生は計3057人となった。最後の卒業式には保護者13人に加え、卒業生の出身中学校長や旧担任ら18人も来賓として出席した。最後の校歌を斉唱する生徒