五戸で地域活性化図るインターン 大学生がアイデア披露/青森県

地域活性化に向けたアイデアを披露する藤田里奈さん(左)と長倉徳子さん
地域活性化に向けたアイデアを披露する藤田里奈さん(左)と長倉徳子さん
五戸町豊間内地区で2月25~3月3日の7日間、大学生が地域活性化を図る「地域づくりインターンシップ」が行われた。2日には、同町の豊間内コミュニティセンターで成果報告会が開かれ、青森県内外の大学生5人が若者ならではの視点で地域の魅力を強化する.....
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 五戸町豊間内地区で2月25~3月3日の7日間、大学生が地域活性化を図る「地域づくりインターンシップ」が行われた。2日には、同町の豊間内コミュニティセンターで成果報告会が開かれ、青森県内外の大学生5人が若者ならではの視点で地域の魅力を強化するアイデアを披露した。[br][br] インターンシップは、県が2016年度から実施しており、今年は同町と今別町で開催。五戸では、横浜国立大1年の藤田里奈さん(19)と弘前大2年の長倉徳子さん(26)が町内に滞在したほか、3人の学生がオンラインで参加した。[br][br] 藤田さんと長倉さんは期間中、ごのへ郷土館での伝統工芸の制作体験や地域住民との交流などを通じ、同地区の魅力発掘に努めた。[br][br] 報告会には、地域住民や町の関係者ら計約50人が出席した。[br][br] 大学生は、郷土館での販売に向けて現在開発中の「馬みくじ」に関し、「町内で最も多い名字である『三浦』姓3人以上に会えば運気がアップする―という内容を入れてはどうか」などと、地域性を生かしたアイデアを発表。今秋にも町に搬送される見通しの旧南部鉄道のディーゼル機関車「DC351」を観光資源として活用する案なども披露した。[br][br] 報告会後の取材に、藤田さんは「南部菱(ひし)刺しの作品を身に付けている人が多く、伝統工芸品が愛されているのがすてきだと思った」、長倉さんは「皆さんの人情が厚く、地域を良くしようという熱意を感じた」と印象を語り、今後も豊間内地区の活性化に関わっていきたい―と話した。地域活性化に向けたアイデアを披露する藤田里奈さん(左)と長倉徳子さん