市民病院ワクチン接種、月内完了困難/八戸市議会一般質問

八戸市議会は4日、一般質問を続行し、6議員が登壇した。市は市立市民病院での医療従事者に対する新型コロナウイルスのワクチン接種について、陽性患者に接触する可能性が高い約600人を優先し、8日から接種を始めると説明。一方で、ワクチンの国内供給量.....
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 八戸市議会は4日、一般質問を続行し、6議員が登壇した。市は市立市民病院での医療従事者に対する新型コロナウイルスのワクチン接種について、陽性患者に接触する可能性が高い約600人を優先し、8日から接種を始めると説明。一方で、ワクチンの国内供給量が少ないことから、全1600人への3月中の接種は難しい―との見通しを示した。[br][br] ワクチン接種について、同病院の松田大平事務局長は「ワクチンの国内供給量が少なく、市民病院への配分量も限られる見通しだ」と説明。当面は、陽性患者に接触する可能性が高い医療従事者を対象とする考えを強調した。配分量に応じて他の従事者への接種も進める。[br][br] 副反応への対応では、厚生労働省からの通知に基づき、接種会場内に待機スペースを確保。15分の経過観察時間を設定し、健康状態を確認する。待機スペースには医師も常駐させ、即応できる体制とする。[br][br] ワクチン接種を巡り市民病院は、マイナス75度以下でワクチンを保管できる冷凍庫を施設内に設置して接種を行う「基本型接種施設」に位置付けられている。