三戸土曜塾が20年度閉塾式 元教員ら学習指導、児童生徒38人学ぶ

1年間の学びを振り返り、感想文を発表する塾生
1年間の学びを振り返り、感想文を発表する塾生
三戸町の元教員や町職員がボランティアで学習指導する「三戸土曜塾」の本年度閉塾式が27日、同町中央公民館で開かれた。町内の小学5年生から中学3年生までの塾生が1年間の学びを振り返り、受験や学校生活に生かすことを誓った。 本年度の土曜塾は、夏休.....
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 三戸町の元教員や町職員がボランティアで学習指導する「三戸土曜塾」の本年度閉塾式が27日、同町中央公民館で開かれた。町内の小学5年生から中学3年生までの塾生が1年間の学びを振り返り、受験や学校生活に生かすことを誓った。[br][br] 本年度の土曜塾は、夏休み、冬休みの特別学習会を含めて41日間開き、児童生徒38人が国語、数学・算数、英語を学んだ。また、町内の小中学校で設けている独自教科「立志科」の授業では、町内外で活躍する人を招いて講演してもらった。[br][br] 閉塾式では児童生徒が1人ずつ感想文を発表。「学校のテストで高い点数を取れるようになり、自信が付いた」「苦手教科の基礎を固められた」といった学習面の成果のほか、「人としての礼儀を学べた」など精神面の成長も語った。[br][br] 主催する「三戸土曜塾の会」の大庭礼子会長はあいさつで、「努力は報われないこともあるが、決して無駄にはならない。みんなには無限の可能性がある」と激励した。[br][br] 三戸中3年の小川志織さん(15)は「得意ではなことにも積極的に取り組めるようになり、苦手な数学を克服できた」と話した。1年間の学びを振り返り、感想文を発表する塾生