べっぴんの湯、源泉発見か/久慈市一般質問

久慈市議会は2日、一般質問に入り、3会派の代表者が登壇した。同市山根町の新山根温泉「べっぴんの湯」の新たな源泉確保に向けたボーリング調査に関し、山田一徳産業経済部長は、地下550メートルまでの掘削が完了し、温泉とみられる水が湧き出ていると明.....
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 久慈市議会は2日、一般質問に入り、3会派の代表者が登壇した。同市山根町の新山根温泉「べっぴんの湯」の新たな源泉確保に向けたボーリング調査に関し、山田一徳産業経済部長は、地下550メートルまでの掘削が完了し、温泉とみられる水が湧き出ていると明らかにした。[br][br] 市によると、地盤が固く掘削は遅れていたが、2月末に井戸内の2、3カ所で水の湧出を確認。成分分析したところ、水素イオン指数(pH)は10・7で、東北一の強アルカリ成分が特徴だった以前の泉質に近い数値が得られた。[br][br] 掘削場所は以前の井戸から約50メートルの地点で、同じ源泉の可能性もある。現在は井戸内を洗浄中。市は4日から揚湯試験と正式な成分分析を進め、使用できる安定した湯量があるかや泉質を調べる。[br][br] 山田部長は「素人目だが、十分な水量が湧き出ており、硫黄臭もあった。かなり期待を持てる状況だ」と明るい展望を示した。[br][br] べっぴんの湯は湧出量が減り、2019年10月から営業を休止している。