甲洋小5年生、明神山防災タワー見学 

佐藤啓二課長補佐(左)からタワーの説明を受ける子どもたち
佐藤啓二課長補佐(左)からタワーの説明を受ける子どもたち
おいらせ町沿岸部にある町立甲洋小(直町成二校長)の5年生21人は2月26日、町が東日本大震災後に同町松原1丁目に整備した「明神山防災タワー」を見学し、防災への意識を高めた。 5年生の社会科授業の一環。子どもたちが震災や防災について学ぶととも.....
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 おいらせ町沿岸部にある町立甲洋小(直町成二校長)の5年生21人は2月26日、町が東日本大震災後に同町松原1丁目に整備した「明神山防災タワー」を見学し、防災への意識を高めた。[br][br] 5年生の社会科授業の一環。子どもたちが震災や防災について学ぶとともに、防災施設に理解を深めようと実施した。[br][br] タワーは、付近に高所がなく、津波到達までに避難が困難な川口地区住民らの一時的な緊急避難場所として建設され、2015年12月に完成した。[br][br] 子どもたちは、町まちづくり防災課の佐藤啓二課長補佐からタワーの概要や役割などの説明を受け、床面の高さが約10メートル、海抜23メートルで、134人が収容可能な避難室の内部などを見て回った。佐藤課長補佐は「津波はいつ来るか分からないので備えをしてほしい。家に帰ったら家族や周りの人と地震が来た際のことを相談して」と呼び掛けた。[br][br] 松橋柚奈(ゆずな)さん(11)は「津波が来たら落ち着いて正確に判断し、助け合いながら逃げたい」、越沢悠翔(ゆうと)君(11)は「見学の経験を生かして地震の時は冷静に行動したい」と話した。佐藤啓二課長補佐(左)からタワーの説明を受ける子どもたち