新型コロナ感染で労災請求新たに11件/青森県内

青森労働局は1日、新型コロナウイルスに感染したとして1月23日~2月19日の間に、青森県内で11件の労災請求があったと発表した。いずれも事実関係を調査中で、業務による感染が認められれば、労災認定される。一方、1月22日までに請求があった3件.....
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 青森労働局は1日、新型コロナウイルスに感染したとして1月23日~2月19日の間に、青森県内で11件の労災請求があったと発表した。いずれも事実関係を調査中で、業務による感染が認められれば、労災認定される。一方、1月22日までに請求があった3件については、当時の状況調査への返答が事業者や本人から提出されておらず、いまだ決定に至っていない。同局は「速やかに提出を促し、事実関係に基づき対処していく」としている。[br][br] 新たに請求があった11件は、社会保険・社会福祉・介護事業が9件、サービス業が2件。請求内容は、治療費を保証する療養保証給付が10件、休業中の賃金8割が保証される休業補償給付が1件だった。[br][br] このほか、2月19日時点の解雇や雇い止め状況も合わせて公表。前回発表(1月22日時点)から2事業所31人増加し、累計71事業所1472人となった。新たに解雇があったのは、宿泊業1事業所1人、製造業1事業所30人。