若葉、馬門両小を野辺地小に 25年に統合新校舎/野辺地町教委素案

野辺地町教委は25日、町内の野辺地、若葉、馬門の3小学校に関する統廃合基本計画の素案を明らかにした。2023年4月に馬門小を野辺地小に統合。さらに野辺地小敷地内に統合新校舎を新設した上で、25年4月に若葉小も野辺地小に統合させる方針。 同日.....
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 野辺地町教委は25日、町内の野辺地、若葉、馬門の3小学校に関する統廃合基本計画の素案を明らかにした。2023年4月に馬門小を野辺地小に統合。さらに野辺地小敷地内に統合新校舎を新設した上で、25年4月に若葉小も野辺地小に統合させる方針。[br][br] 同日の町議会全員協議会で町教委が示した。町教委によると、町内小学校の適正規模などについて、町の教育構想検討委が3校の統廃合を進めるべきだとの意見を町教委に提出。町教委は統廃合に着手し、昨年10月には小学校保護者らにアンケートを行った。[br][br] アンケートでは「統廃合すべきだ」などとする意見が約9割に上り、うち約半数が「できるだけ早く(5年以内)」を望んだ。野辺地小の敷地に新校舎を建設する声も多かった。[br][br] 町教委はこれらの意見を踏まえて素案を作成。馬門小の複式学級の早期解消を図るため、先行的に野辺地小へ統合するとした。さらに新校舎を整備し、若葉小も加える。新校舎は野辺地小現校舎の東側に建設予定で、24年度中の完成を目指す。[br][br] 今後は4~5月に住民説明会を開いて意見を聴き、統廃合基本計画を策定する。7月ごろに小学校統廃合準備委や新校舎建設基本構想検討委を発足させる方針。[br][br] 一方、議員からは「野辺地小以外の建設場所も検討すべきだ」「小学生からも意見を聞いた方がよい」などの意見が上がった。