東北新幹線、一部運転再開 仙台以北復旧

 東北新幹線の不通区間
 東北新幹線の不通区間
福島、宮城両県で震度6強を観測した13日の地震により一部区間で運転を見合わせていた東北新幹線は22日、仙台―一ノ関(岩手県)間で運転を再開した。JR東日本は22日、全線復旧して運転を再開する24日以降の臨時ダイヤを発表。当面の間、運行本数が.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 福島、宮城両県で震度6強を観測した13日の地震により一部区間で運転を見合わせていた東北新幹線は22日、仙台―一ノ関(岩手県)間で運転を再開した。JR東日本は22日、全線復旧して運転を再開する24日以降の臨時ダイヤを発表。当面の間、運行本数が通常の8割程度となる。[br][br] 仙台駅の新幹線改札口には、午前6時半すぎから通勤客らが姿を見せた。新幹線通勤する宮城県登米市の会社員猪股栄治さん(59)は運転見合わせ以降、高速バスやテレワークの利用でしのいでいたという。「通勤時間が短くなりありがたい。日常が少し戻って、安心した」と笑顔で話した。[br][br] 残る那須塩原(栃木県)―仙台間も24日に開通する予定。全線復旧で山形、秋田両新幹線は東京駅との直通運転を再開する。一部で速度を落として運行する影響で、北海道新幹線は東京駅との直通運転をせず、ほとんどが新青森駅で折り返す。[br][br] JR東日本によると、地震による電柱の破損や高架橋の損傷が判明し、那須塩原―盛岡間で運休。一ノ関―盛岡間は16日に再開していた。 東北新幹線の不通区間