良い就業環境づくりへ 十和田の夫婦2組が家族経営協定

家族経営協定に調印した夫婦2組(中央)
家族経営協定に調印した夫婦2組(中央)
十和田市農業委員会(杉山秀明会長)は16日、市役所で家族経営協定の調印式を行い、同市奥瀬下川目の久保佑樹さん(28)、綾香さん(34)夫妻と、同市三本木西金崎の畠山聖(たかし)さん(36)、恵美さん(36)夫妻の2組が協定を結んだ。 協定は.....
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 十和田市農業委員会(杉山秀明会長)は16日、市役所で家族経営協定の調印式を行い、同市奥瀬下川目の久保佑樹さん(28)、綾香さん(34)夫妻と、同市三本木西金崎の畠山聖(たかし)さん(36)、恵美さん(36)夫妻の2組が協定を結んだ。[br][br] 協定は、労働時間や報酬などが曖昧になりやすい家族農業経営で、役割分担や経営方針を明確化し、より良い就業環境を築くのが狙い。長野県から移住した久保さん夫妻は、レタスやホウレンソウなど多品目の野菜の有機栽培、畠山さん夫妻はネギ、ニンニクを栽培する予定。[br][br] 調印式には両夫妻と杉山会長、青森県上北地域県民局地域農林水産部農業普及振興室の加藤寿男室長が出席し、協定書にサインした。[br][br] 久保さん夫妻は「安全でおいしい野菜を地元の家庭に届けたい。宅配を考えており、週最大50軒を目標にしている」と話し、畠山さん夫妻は「良いことも悪いことも、成果が自分たちに返ってくるのが農業の魅力。楽しくやっていきたい」と抱負を語った。[br][br] 市内の同協定の締結組数は132組となった。家族経営協定に調印した夫婦2組(中央)