【ワクチン接種】1万回分が3月第1、2週に到着/青森県内医療従事者向け

新型コロナウイルスのワクチン接種で、青森県は19日、3月中旬から予定する医療従事者向けの優先接種に必要なワクチンのうち、同月第1、2週に最初の約1万回分が県内の配分先に到着することを明らかにした。県は速やかにワクチンの配分先を決め、今月24.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 新型コロナウイルスのワクチン接種で、青森県は19日、3月中旬から予定する医療従事者向けの優先接種に必要なワクチンのうち、同月第1、2週に最初の約1万回分が県内の配分先に到着することを明らかにした。県は速やかにワクチンの配分先を決め、今月24日までに国へ報告する。[br][br] 県によると、ワクチンは約5千回分ずつ2回に分けて、メーカーが直接、配分先の病院に届ける。ワクチンは1人当たり2回の接種が必要で、今回は1回目の接種で使用される。2回目分は約3週間後に届く予定という。[br][br] ワクチンは超低温冷凍庫が設置されている県内16病院に配分される。具体的な配分先は、医療従事者の先行接種が行われる青森労災病院(八戸市)の進捗(しんちょく)状況を見ながら、県内6圏域の二次保健医療圏を配慮して検討するという。[br][br] 県内の医療従事者の接種対象者は約4万6千人(17日現在)。次回以降の対象者のワクチン確保については未定となっている。[br][br] 一方、県は19日の県議会環境厚生委員会で、1月15日付で設置したワクチン接種体制整備チームについて、市町村への支援強化のため、現行の7人から3人増の10人に増員したことを明らかにした。[br][br] 「三八・上北」「東青・下北」「津軽・西北五」の3地域に1人ずつ担当を配置。市町村と直接連絡を取り合い、接種に関する相談や先行事例の情報収集に当たる。