青い森信金21店舗に不審電話 職員名を特殊詐欺悪用する可能性も

青い森信用金庫によると、19日午前11時ごろから午後4時ごろにかけて、架空の会社とみられる「マスターファイン」の「イシザキ」「イシヤマ」「サカタ」などと名乗る男から、同信金の計21店舗に不審な電話があった。男は口座開設や融資取引について話し.....
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 青い森信用金庫によると、19日午前11時ごろから午後4時ごろにかけて、架空の会社とみられる「マスターファイン」の「イシザキ」「イシヤマ」「サカタ」などと名乗る男から、同信金の計21店舗に不審な電話があった。男は口座開設や融資取引について話しながら、巧妙に営業担当者らの名前を聞き出しており、同信金リスク統括部は「聞き出された職員の名前が特殊詐欺に使われる可能性がある」として、利用者らに注意を呼び掛けている。[br][br] 不審電話があったのは八戸市内16店舗、十和田市内2店舗、三沢市、六戸町、五戸町の各1店舗。非通知設定で、男の言葉に訛(なまり)はなく、連絡先を尋ねると「教えられない」と拒み、電話を切ったという。[br][br] リスク統括部は、店舗に電話をかけさせて、同じ名前の職員が存在すると安心させた上で、自宅にキャッシュカードを受け取りに来る手口がある―として、「職員がキャッシュカードを受け取りに行くことは絶対にない。おかしいと思ったら相談してほしい」としている。