議会基本条例制定13自治体のみ/市民団体「青森県政を考える会」調査

市民団体「青森県政を考える会」は8日、県庁で会見し、議会運営の基本原則を定めた議会基本条例に関するアンケート結果を公表した。条例を制定しているのは県議会や八戸市議会など13自治体にとどまった。 同会は昨年11、12月、県内の各議会議長宛てに.....
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 市民団体「青森県政を考える会」は8日、県庁で会見し、議会運営の基本原則を定めた議会基本条例に関するアンケート結果を公表した。条例を制定しているのは県議会や八戸市議会など13自治体にとどまった。[br][br] 同会は昨年11、12月、県内の各議会議長宛てにアンケートを送付。県議会と全40市町村議会が回答した。[br][br] 「制定している」と回答したのは県と8市4町の13自治体、「制定していない」は25自治体。村議会は全て未制定だった。「類似の条例制定」は4自治体。つがる市議会は議会基本条例に加え、議員政治倫理条例を制定している。[br][br] 「制定の予定がある」は8自治体で、「予定はない」は16自治体に上った。1自治体が無回答だった。[br][br] 仁平將共同代表は「条例制定で情報公開は進んだかもしれないが、議会の活性化につながってない場合もある」とし、議員間討議や公聴会などの制度活用を求めている。