公営塾21年度開講へ 七戸高存続へ町が方針

公営塾の設置を軸に七戸高の存続を目指す検討委員会=8日、七戸町
公営塾の設置を軸に七戸高の存続を目指す検討委員会=8日、七戸町
青森県の県立高校再編第2期実施計画(2023~27年度)の策定に伴い、県立七戸高の存続を目指す「七戸高校魅力化構想検討委員会」(三上正二会長)は8日、七戸町の柏葉館で初会合を開いた。町は昨年9月に設置を表明した公営塾について、七戸高の在校生.....
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 青森県の県立高校再編第2期実施計画(2023~27年度)の策定に伴い、県立七戸高の存続を目指す「七戸高校魅力化構想検討委員会」(三上正二会長)は8日、七戸町の柏葉館で初会合を開いた。町は昨年9月に設置を表明した公営塾について、七戸高の在校生が対象で、生徒の費用負担はなく、21年度中の開講を目指すことを明らかにした。[br][br] 公営塾は学習環境を整えることにより、同校の入学希望者を増やす狙いがある。第2期計画は21年秋に策定予定。上北地区では5年間で3学級が減少する見込みで、複数の学校の統廃合などが想定される。[br][br] 初会合では、全国で公営塾を手掛けるコンサルティング会社「Birth47」(東京都)が運営事例を紹介。全校生徒の約4割が塾を利用する想定で、講師3人による個別指導の実施や、自学自習の環境整備などのモデルを示した。[br][br] 今後は、同校の在校生、町内の中学生、保護者を対象にアンケートを実施し、公営塾や学校のあり方などについて意見を取りまとめる方針。公営塾の設置を軸に七戸高の存続を目指す検討委員会=8日、七戸町