「人づくり」「公民連携」柱に 二戸市総合計画審議会、市に最終案を答申

藤原淳市長(右)に最終案を手渡す久慈浩会長
藤原淳市長(右)に最終案を手渡す久慈浩会長
第2次二戸市総合計画後期基本計画(2021~25年度)の策定に向けた審議を進めてきた市総合計画審議会(久慈浩会長)は4日、同計画の最終案を市に答申した。地域づくりや産業振興のリーダーとなる「人づくり」と、行政と民間が協力してまちづくりを推進.....
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 第2次二戸市総合計画後期基本計画(2021~25年度)の策定に向けた審議を進めてきた市総合計画審議会(久慈浩会長)は4日、同計画の最終案を市に答申した。地域づくりや産業振興のリーダーとなる「人づくり」と、行政と民間が協力してまちづくりを推進する「公民連携」を同計画の大きな柱となる共通政策に据えた。[br][br] 後期計画には▽新型コロナウイルスに伴う影響と新しい生活様式への対応▽持続可能な開発目標(SDGs)を見据えた事業展開▽人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)など先端技術を活用して課題を解決する社会「ソサエティー5.0」を背景にしたデジタル化、ICTの推進▽人口減少や社会情勢の変化を踏まえた持続可能な行財政運営―の四つの視点を新たに盛り込んだ。[br][br] 市民文化会館での同日の審議会には、委員30人中25人が出席。席上、委員からは「計画を市民に理解してもらえるよう情報発信に力を入れるべき」「二戸と言えばこれ、と言える観光拠点やコンテンツを育ててほしい」「最新のテクノロジーを駆使してまちづくりを進める必要がある」などの意見が上がったが、最終案は了承され、久慈会長が藤原淳市長に答申した。[br][br] 答申を受け、市は8日の市議会臨時会に同計画を提案する。      藤原淳市長(右)に最終案を手渡す久慈浩会長