1人1台端末どう生かす? 八戸市長ら小学校の実践事例視察

タブレット端末を活用した授業を視察する関係者=4日、八戸市立小中野小
タブレット端末を活用した授業を視察する関係者=4日、八戸市立小中野小
八戸市総合教育会議が4日、市立小中野小で開かれ、小林眞市長や伊藤博章教育長らが、児童に1人1台ずつ配られたパソコンを活用した授業の視察などを行い、ICT(情報通信技術)教育の今後の在り方を探った。 同会議は、市長部局と市教委が意思疎通を図り.....
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 八戸市総合教育会議が4日、市立小中野小で開かれ、小林眞市長や伊藤博章教育長らが、児童に1人1台ずつ配られたパソコンを活用した授業の視察などを行い、ICT(情報通信技術)教育の今後の在り方を探った。[br][br] 同会議は、市長部局と市教委が意思疎通を図り、円滑な教育行政の推進を目指すことを目的に実施。今回は国の「GIGAスクール構想」を受け、市が本年度整備した、小中学校の1人1台のタブレット端末を題材にした。[br][br] 同日は初めにICTを取り入れた授業を見学。子どもたちが端末を使ってインターネット検索する様子や、端末と大型ディスプレーを連動させて意見共有する場面などに触れた。訪れた教育委員らは模擬授業も体験した。[br][br] その後の意見交換では、「授業が一方通行にならず、児童に深く考えさせることができていた」と評価する声の一方、「情報モラルについての指導が不可欠」との指摘もあった。小林市長は取材に「先生方が工夫して授業をしており、端末が有効活用されていることを確認できた」と話した。 タブレット端末を活用した授業を視察する関係者=4日、八戸市立小中野小