県内倒産1月は2件/商工リサーチ青森支店

東京商工リサーチ青森支店が2日まとめた青森県内の1月の倒産状況によると、負債総額1千万円以上の倒産は、前年同月比3件減の2件で、負債総額は5億4600万円減の5100万円だった。新型コロナウイルス対策として、政府や自治体、金融機関が実施する.....
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 東京商工リサーチ青森支店が2日まとめた青森県内の1月の倒産状況によると、負債総額1千万円以上の倒産は、前年同月比3件減の2件で、負債総額は5億4600万円減の5100万円だった。新型コロナウイルス対策として、政府や自治体、金融機関が実施する各種支援策の効果で、企業倒産は引き続き低水準で推移している。[br][br] 倒産したのは、麺類製造販売の三福製麺(黒石市)と事務機器販売のあおもり事精(青森市)の2社。いずれも販売不振が原因で、負債総額は1億円を下回る小規模倒産だった。[br][br] 同支店は「積極的に融資する伴走型支援により、倒産はしばらく小康状態が続く」とした上で、「緊急事態宣言の延長など不透明感はぬぐえず、経営転換が遅れた企業の倒産が増加する可能性がある」と懸念を示した。