【スケート国体】IH少年・青森-埼玉、攻め急ぎ流れ失う

【少年準々決勝・青森―埼玉】第3ピリオド、青森は川岸丈(中央)が敵陣に攻め込む=アクアリーナ豊橋
【少年準々決勝・青森―埼玉】第3ピリオド、青森は川岸丈(中央)が敵陣に攻め込む=アクアリーナ豊橋
昨年零敗した埼玉へのリベンジを目指した青森だったが、中盤の追い上げも実らず、準々決勝敗退。国体初出場だったGK山本志穏は「今まで対戦してきた相手にはない圧力を感じた。もう少し足を伸ばせば届くのに、体が動かなかった」と悔し涙を流した。 第1ピ.....
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 昨年零敗した埼玉へのリベンジを目指した青森だったが、中盤の追い上げも実らず、準々決勝敗退。国体初出場だったGK山本志穏は「今まで対戦してきた相手にはない圧力を感じた。もう少し足を伸ばせば届くのに、体が動かなかった」と悔し涙を流した。[br][br] 第1ピリオドは反則4と、半分以上の時間で数的不利の状況を招いた。シュート数は相手23に対しわずかに1。防戦一方でもスコアレスで乗り切ったが、これが思わぬ“ダメージ”となっていた。「精神的にも体力的にもかなり削られた」と山本。第2ピリオドに入ると、本領を発揮した相手に10分すぎまでに3点を許した。[br][br] 暗いムードが漂い始める中、FW中村翔瑛のパスに川岸丈が合わせ、待望のチーム初得点。2分後には後村統矢がミドルシュートを決め、1点差として反撃ムードが高まったが、ここから踏ん張りが利かなかった。[br][br] ピリオド終了間際に痛恨の失点。尾野貴之監督は「最終ピリオド迎えるに当たって1点差と2点差では大きく違う。絶対にしてはいけない失点だった」と厳しい表情で語った。追い上げムードは消え、第3ピリオドは再び相手にほんろうされた。[br][br] 川岸は「攻め急いでしまった。パスがうまくつながらなかった」と敗因を挙げた。尾野監督は力負けを認めつつも「得点できたのは明るい材料。現チームは1年が多く、この経験を糧にしてくれれば」と成長に期待を寄せた。【少年準々決勝・青森―埼玉】第3ピリオド、青森は川岸丈(中央)が敵陣に攻め込む=アクアリーナ豊橋