通学児童、生徒に交通安全呼び掛け おいらせ・中学生死亡事故受け

交差点で児童や生徒らの見守り活動を行う参加者=25日、おいらせ町
交差点で児童や生徒らの見守り活動を行う参加者=25日、おいらせ町
おいらせ町上久保の県道交差点で22日夕、男子中学生がトラックにはねられて死亡した事故を受け、三沢署(中山健治署長)や町交通安全協会(川口弘治会長)などは25日、再発防止に向けて事故現場付近で子どもたちの見守り活動を実施し、通学時の児童、生徒.....
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 おいらせ町上久保の県道交差点で22日夕、男子中学生がトラックにはねられて死亡した事故を受け、三沢署(中山健治署長)や町交通安全協会(川口弘治会長)などは25日、再発防止に向けて事故現場付近で子どもたちの見守り活動を実施し、通学時の児童、生徒らに交通安全を呼び掛けた。[br][br] 現場付近では中山署長や川口会長、成田隆町長ら約20人が「交通安全」と書かれたのぼり旗を掲げ、登校する子どもたちに「おはよう」「気をつけてね」などと声を掛けた。[br][br] 中山署長は取材に「ドライバーは冬道では1割の減速、2倍の車間距離、3分でも余裕ある行動に心掛けてほしい」と呼び掛け、成田町長は「町としても今まで以上に交通安全対策に力を入れていかなければ」と気を引き締めた。[br][br] この日は、午前7時から約1時間、ほかの町内2カ所でも同署などが見守り活動を展開。町教委は、町内の全8小中学校に交通安全指導の徹底を要請した。[br][br] 事故は22日午後6時5分ごろに発生。下校時、横断歩道を渡っていた男子中学生(14)がトラックにはねられた。同署はトラックを運転していた運転手の男(44)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、25日までに青森地検八戸支部に送検した。交差点で児童や生徒らの見守り活動を行う参加者=25日、おいらせ町