【県中学アイスホッケー】八戸二、八戸合同の3年生ら最後の試合/氷上で全力プレー

全国大会中止の悔しさを振り払うように氷上で全力プレーを繰り広げる選手たち
全国大会中止の悔しさを振り払うように氷上で全力プレーを繰り広げる選手たち
本来は全国中学校アイスホッケー大会(来月5~7日・八戸市)へのステップとなるはずだったこの日の決勝。同大会の中止が決まったことで、両チームの3年生にとっては中学最後の実戦となった。八戸二、八戸合同のメンバーは大会中止の悔しさを振り払うように.....
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 本来は全国中学校アイスホッケー大会(来月5~7日・八戸市)へのステップとなるはずだったこの日の決勝。同大会の中止が決まったことで、両チームの3年生にとっては中学最後の実戦となった。八戸二、八戸合同のメンバーは大会中止の悔しさを振り払うように、最上級生は仲間やライバルとの最後の“時間”を惜しむように、氷上で全力プレーを繰り広げた。[br][br] 全中はすでに組み合わせも決まっていたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う全国11都府県での緊急事態宣言発令などを受け、主催者の日本中体連が今月18日、中止を発表。3月の全日本少年大会(北海道釧路市)も中止が決まり、全国の強豪と力試しする機会が今季は消滅したことで、県勢には落胆が広がっていた。[br][br] この日の決勝では、全中で初戦突破が有力視されていた2校が激突。試合は八戸二に軍配が上がったが、終了後は互いの健闘をたたえ合う光景も見られた。[br][br] 8得点に絡み勝利の原動力となった極檀友勢(3年)は「高校進学で離ればなれになる仲間もいるので、悔いを残さないよう、楽しんで全力で戦うことができた」と納得の表情。八戸合同の前田善主将(3年)は「中学最後の試合で気合が空回りし、練習の成果を出し切れたわけではないが、最後に得点に絡めたのは良かった」とさわやかに語った。全国大会中止の悔しさを振り払うように氷上で全力プレーを繰り広げる選手たち