船の事故微増25隻/20年青森県内 死者・不明は15人

青森海上保安部は19日、2020年に青森県内で発生した海難事故の状況(速報値)をまとめた。船舶海難の隻数は前年比1隻増の25隻だったが、昨年2月に六ケ所沖で起きた、八戸市の漁船とベリーズ船籍の貨物船が衝突する事故が影響し、死者・行方不明者数.....
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 青森海上保安部は19日、2020年に青森県内で発生した海難事故の状況(速報値)をまとめた。船舶海難の隻数は前年比1隻増の25隻だったが、昨年2月に六ケ所沖で起きた、八戸市の漁船とベリーズ船籍の貨物船が衝突する事故が影響し、死者・行方不明者数は15人(前年比14人増)に上った。[br][br] 船舶海難を船種別でみると、漁船の17隻が最多。プレジャーボートが5隻、貨物船が1隻、その他が2隻だった。[br][br] 船舶海難とは別に集計する人身海難の人数は61人(5人減)で、死者・行方不明者数は24人(3人減)。[br][br] 青森海保の笠原司交通課長は「漁業関係者が事故に遭うケースが目立つ。船の操業・航行に当たっては引き続き安全に努めてほしい」と呼び掛けている。