「おんこちゃん」絵本 町内小中高校の児童生徒に贈る/五戸町

深畑百花さん(左)に絵本を贈呈する佐々木和子さん
深畑百花さん(左)に絵本を贈呈する佐々木和子さん
五戸町は15日、町出身の姉妹クリエーター・東京ハイジが南部せんべいをテーマに書き下ろした絵本「せーんべせんべ 五戸のおんこちゃん」を、町内の全7小中学校と青森県立五戸高の児童、生徒に贈った。 絵本は児童書を手掛ける岩崎書店(東京)が出版し、.....
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五戸町は15日、町出身の姉妹クリエーター・東京ハイジが南部せんべいをテーマに書き下ろした絵本「せーんべせんべ 五戸のおんこちゃん」を、町内の全7小中学校と青森県立五戸高の児童、生徒に贈った。[br][br] 絵本は児童書を手掛ける岩崎書店(東京)が出版し、18日から全国で販売中。子どもたちの郷土愛の醸成などを目的に、町は県町村会の助成金を活用して1050冊を購入した。[br][br] 町立五戸小(三浦勉校長)での贈呈セレモニーでは、東京ハイジの2人がオンラインで児童にメッセージを伝達。姉のササキトモコさんは「絵本では南部せんべいを取り上げた。五戸にはおいしい食べ物が数多くあるので、たくさん食べて味を覚えていてほしい」、妹のワカバさんは「絵本には私たちの五戸町への愛が詰まっているので、家族や友達と一緒に読んでみて」とそれぞれ呼び掛けた。[br][br] その後、2人の母で八戸童話会の副会長を務める佐々木和子さん(72)が、児童代表の深畑百花(ももか)さん(6年)に絵本を贈呈。セレモニー後は、佐々木さんが1年生に向けて絵本を朗読し、児童は楽しい物語の世界に引き込まれていた。[br][br] 絵本は、主人公の内気な少年あおいが、おんこちゃんが見守る中、南部せんべいのおいしい食べ方を探して奔走する―というストーリー。実在する町内の施設なども登場する。町内では菊六書店で販売しているほか、大手通販サイトなどでも取り扱う。[br][br] このほか、出版との連動企画として、町内6事業者が製造した南部せんべいの詰め合わせも18日に発売。価格は定価500円(税別)で、同町の三福商店本店や八戸市のユートリーなど町内外の13カ所で販売する。[br][br] 南部せんべいに関する問い合わせは、三福商店本店=電話0178(62)3034=へ。深畑百花さん(左)に絵本を贈呈する佐々木和子さん