青森県産リンゴ、12月は1キロ334円/平年同月比1割減

青森県は18日、2020年産リンゴの同年12月の販売状況を発表した。首都圏など主要5消費地市場の平均価格は1キロ当たり334円(平年同月比11%減)となった。市場全体の在庫量が平年よりも多くなり、安値基調となった。 品種別では、「ふじ」が3.....
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 青森県は18日、2020年産リンゴの同年12月の販売状況を発表した。首都圏など主要5消費地市場の平均価格は1キロ当たり334円(平年同月比11%減)となった。市場全体の在庫量が平年よりも多くなり、安値基調となった。[br][br] 品種別では、「ふじ」が334円(11%減)、「王林」が326円(5%減)、その他348円など。[br][br] 県りんご果樹課によると、同年12月の産地入荷量は1万8523トン(19年12月比28%増)と過去5年で最多。20年産は他産地の収穫も順調だったため、他産地で台風被害が発生した19年産を大きく上回った。販売状況に関しては、贈答需要が高まり上位等級品の引き合いは強かった半面、価格は平年を下回った。[br][br] 同課の三上道彦課長は「1、2月は価格が平年並みに戻るかどうか見通しは立っていない」と述べた。