大間町長選 野﨑氏が初当選/159票差、現職金澤氏破る

初当選を果たし、万歳する野﨑尚文氏(右)=17日午後9時40分ごろ、大間町大間
初当選を果たし、万歳する野﨑尚文氏(右)=17日午後9時40分ごろ、大間町大間
任期満了に伴う大間町長選は17日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元町参事の野﨑尚文氏(65)が1766票を獲得し、5期目を目指した無所属現職の金澤満春氏(70)を159票差で破り、初当選を果たした。投票率は77・06%で、201.....
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 任期満了に伴う大間町長選は17日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元町参事の野﨑尚文氏(65)が1766票を獲得し、5期目を目指した無所属現職の金澤満春氏(70)を159票差で破り、初当選を果たした。投票率は77・06%で、2017年の前回を1・83ポイント下回った。野﨑氏の任期は19日から4年間。[br][br] 選挙戦は4期16年にわたる現町政の評価が争点となった。[br][br] 野﨑氏は前回に続いて立候補。公約に▽財政健全化▽第1次産業振興▽観光拠点の(仮称)マグロ会館建設▽大間原発の早期稼働▽小中学校の給食実施―などを掲げ、「マンネリ化した町政を変えよう」と訴えた。自民党の越前陽悦県議や町議3人の支援を受け、一人一人に地道に支持を呼び掛ける草の根選挙で浸透を図った。[br][br] 野﨑氏は午後5時ごろから同町大間の選挙事務所で待機。同9時半に当選の一報が入ると事務所は歓喜に包まれた。あいさつでは「自分のためではなく、皆さんのために奉仕に努めたい」と決意を新たにした。[br][br] 金澤氏はこれまでの実績や国、青森県と培ったパイプを強調し、「町の明るい未来を必ずつくっていく」と訴えたが及ばなかった。[br][br] 同9時半、同町大間の選挙事務所で「今後は町長ではなくなるが、地域のために自分でできることをしながら恩返ししていきたい」と敗戦の弁を述べ、支持者に頭を下げた。初当選を果たし、万歳する野﨑尚文氏(右)=17日午後9時40分ごろ、大間町大間