福島の学生が十和田でインバウンド研修 誘客や観光振興の取り組み学ぶ

インバウンド十和田の取り組みを学ぶ学生ら
インバウンド十和田の取り組みを学ぶ学生ら
福島県の職業訓練施設の学生が14日、インバウンド(訪日外国人客)研修のため、十和田市の道の駅とわだの匠工房を訪れた。同市の市民団体「インバウンド十和田」の米内山和正会長(42)が講師となり、誘客や地域振興に向けた活動を紹介。学生は卒業後、観.....
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 福島県の職業訓練施設の学生が14日、インバウンド(訪日外国人客)研修のため、十和田市の道の駅とわだの匠工房を訪れた。同市の市民団体「インバウンド十和田」の米内山和正会長(42)が講師となり、誘客や地域振興に向けた活動を紹介。学生は卒業後、観光業やサービス業に就職する予定で、地元の観光PRに向けたヒントにしていた。[br][br] 訪れたのは、同県喜多方市にある県立テクノアカデミー会津職業能力開発短期大学校観光プロデュース学科の2年生5人と教員。新型コロナウイルスの影響で、例年の研修先の台湾を訪問できなかったため、インバウンドの集客実績がある同市で実施した。[br][br] セミナーでは米内山会長が、同団体が行っている多言語対応コンテンツの作成や、動画を活用した誘客、たばこの自動販売機を再利用した商店街活性化策などの活動を紹介。「話題を呼ぶため、メディアに積極的に情報を発信することが大事だ」と強調した。[br][br] また、学生は事前に海外に向けた福島県のPR動画を作成しており、米内山会長が動画を講評し、改善点のアドバイスも送った。[br][br] 飲食業界に就職する長澤七海さん(20)は、「情報発信の仕方が参考になった。福島にしかないものや魅力を観光客に伝えたい」と話していた。インバウンド十和田の取り組みを学ぶ学生ら