1杯のお茶に成長の証込め 園児が母親にお点前披露/六戸町

真剣な表情で茶を点てる園児と、指導する田中恭子さん(中央)
真剣な表情で茶を点てる園児と、指導する田中恭子さん(中央)
六戸町のひのでこども園(長嶺寿子園長)の年長児10人は13日、同園で稽古してきた茶のお点前を母親に披露し、成長の証を示す1杯を振る舞った。 伝統文化に親しんでもらおうと、同園では20年以上前から江戸千家の田中恭子さん(80)=同町=を講師に.....
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 六戸町のひのでこども園(長嶺寿子園長)の年長児10人は13日、同園で稽古してきた茶のお点前を母親に披露し、成長の証を示す1杯を振る舞った。[br][br] 伝統文化に親しんでもらおうと、同園では20年以上前から江戸千家の田中恭子さん(80)=同町=を講師に、年長児が月1回、茶道を学んでいる。[br][br] この日の稽古は参観日に合わせて実施した。園児は真剣な表情で、茶道の所作を一つ一つ確認しながら、自分の母親に向けて心を込めて茶を点てた。[br][br] 竹中功晟ちゃん(6)は「緊張したけれど上手にできた」と笑顔を見せ、母の裕美子さん(37)は「難しい動作もきちんと覚えているようで感心した。幼少期に貴重な体験ができて良かった」と話し、成長に目を細めていた。真剣な表情で茶を点てる園児と、指導する田中恭子さん(中央)