コロナ感染の警官側は請求棄却求め争う 十和田2飲食店休業の損害賠償訴訟

青森県警の20代男性警察官が新型コロナウイルス感染の可能性がありながら来店したことで約2週間の休業を余儀なくされたとして、十和田市の2飲食店が警官を相手に計約550万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が12日、青森地裁(佐々木耕裁判官.....
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 青森県警の20代男性警察官が新型コロナウイルス感染の可能性がありながら来店したことで約2週間の休業を余儀なくされたとして、十和田市の2飲食店が警官を相手に計約550万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が12日、青森地裁(佐々木耕裁判官)で開かれた。被告側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。[br][br] 2飲食店は、クラブ「モレナ」と居酒屋「和海」。[br][br] 訴状によると、警察官は2020年7月8日、新型コロナに感染した派遣型風俗店従業員の女性と接触。青森市などからの検査要請を拒否し、同14日に2飲食店を利用した。15日夜に発熱して救急搬送され、感染が判明した。[br][br] 原告側は、警察官が営業上の損害が発生することを予見できたとして、モレナのオーナーが約314万円、和海が約236万円の賠償をそれぞれ求めている。