青森県が豪雪警戒本部設置 同様の態勢は5年ぶり

雪害対応方針を確認した青森県豪雪警戒本部会議=12日、県庁
雪害対応方針を確認した青森県豪雪警戒本部会議=12日、県庁
青森県内全域で大雪による交通障害や事故が起きている状況を受け、県は12日、庁内に豪雪警戒本部を設置し、関係機関と連携して対応する方針を確認した。同様の態勢をとるのは2016年2月以来、5年ぶり。 警戒本部は、複数の市町村で豪雪対策本部を設置.....
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 青森県内全域で大雪による交通障害や事故が起きている状況を受け、県は12日、庁内に豪雪警戒本部を設置し、関係機関と連携して対応する方針を確認した。同様の態勢をとるのは2016年2月以来、5年ぶり。[br][br] 警戒本部は、複数の市町村で豪雪対策本部を設置している状況などを総合的に勘案し、県危機管理局長が設置する。県によると、12日午前8時半現在、むつ市、東北町、青森市、藤崎町、蓬田村の5市町村が対策本部などを設置している。[br][br] 県の警戒本部会議には、各部局の主管課課長ら計約20人が出席。席上、防災危機管理課の簗田潮課長が年明け以降、除雪作業中の死者は病死3人、屋根からの転落死1人の計4人に上ると被害状況を報告した。[br][br] 本部長を務める貝守弘局長は「今後、気温が上昇し、除雪や雪下ろし中の事故が予想される。事故防止に向け、啓発活動に努めてほしい」などと各部局に指示した。雪害対応方針を確認した青森県豪雪警戒本部会議=12日、県庁