【全国高校サッカー展望】総合力で青森山田優位 

 青森山田・松木=埼玉スタジアム
 青森山田・松木=埼玉スタジアム
3大会連続で決勝の舞台に立つ青森山田が総合力や経験値で優位に立つ。準決勝は多彩な攻撃を発揮し、堅守を誇る矢板中央(栃木)に5―0で快勝。大会を通じて尻上がりに調子を上げ、充実ぶりを示す。 前線から仕掛ける強度の高い守備や球際の強さが最大の武.....
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 3大会連続で決勝の舞台に立つ青森山田が総合力や経験値で優位に立つ。準決勝は多彩な攻撃を発揮し、堅守を誇る矢板中央(栃木)に5―0で快勝。大会を通じて尻上がりに調子を上げ、充実ぶりを示す。[br][br] 前線から仕掛ける強度の高い守備や球際の強さが最大の武器だ。長いパスを蹴り込んで押し込み、内田のロングスローやCKから空中戦に強いDF藤原らが先制点を奪う展開が理想的だ。2列目の松木や安斎を中心に短いパスをつなぐ攻撃の精度も高い。引いて守ることが想定される相手にじれず、左右に揺さぶって好機をうかがいたい。[br][br] 山梨学院は準決勝で帝京長岡(新潟)に2失点したものの、全員が連動する緊密な守備をベースに勝ち上がった。まずは1対1の競り合いで引けを取らずに対応できるかどうかが鍵を握る。早い時間帯の失点を避け、接戦に持ち込めれば勝機が広がる。[br][br] 野田や久保ら馬力のあるFWの出来が攻撃の精度を左右する。縦に速く攻め切るのか、敵陣で球をキープして味方の攻め上がりを待つのか、的確な判断が求められる。身長187センチのDF一瀬を筆頭に高さは遜色なく、セットプレーの攻防は見応えがありそうだ。 青森山田・松木=埼玉スタジアム