下風呂温泉「海峡の湯」入浴客1万人突破 木部さん夫妻(むつ)に記念品

1万人目の入浴客となった木部貴昭さん(中央)、千春さん(左)夫妻
1万人目の入浴客となった木部貴昭さん(中央)、千春さん(左)夫妻
風間浦村の下風呂温泉郷に昨年12月オープンした村営新浴舎「下風呂温泉『海峡の湯』」の入浴客が4日、1万人を突破した。1万人目はむつ市の会社員木部貴昭さん(47)と歯科助手千春さん(46)夫妻で、村から記念品が贈られた。 海峡の湯は、同11月.....
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 風間浦村の下風呂温泉郷に昨年12月オープンした村営新浴舎「下風呂温泉『海峡の湯』」の入浴客が4日、1万人を突破した。1万人目はむつ市の会社員木部貴昭さん(47)と歯科助手千春さん(46)夫妻で、村から記念品が贈られた。[br][br] 海峡の湯は、同11月末に老朽化で閉館した温泉郷の公衆浴場「大湯」と「新湯」を集約した施設で、作家井上靖さんが宿泊した長谷旅館跡地に村が整備した。[br][br] 旧大湯と旧新湯の湯に加え、同旅館が引き込んでいた大湯系の別の源泉が楽しめる。地元の魚介類を使った料理を提供する食堂や、井上さんが小説「海峡」を執筆した部屋が設けられている。[br][br] 2人は千春さんの仕事終わりに合わせて立ち寄った。大湯と新湯には何度か入ったことがあるが、海峡の湯は初めて。冨岡宏村長から青森ヒバの風呂おけ、タオル、大湯の湯花のプレゼントを受け、感激していた。[br][br] 景色を見ながらゆったりと温泉に漬かったという2人は、「ほかの温泉と比べて湯冷めしない。3種類の源泉を楽しめるのも魅力。また来たい」と満足していた。[br][br] 冨岡村長はオープン1カ月での1万人突破について、「予想を上回る入浴者数に喜んでいる。今後の観光につなげていきたい」と、好調な滑り出しに手応えを感じていた。1万人目の入浴客となった木部貴昭さん(中央)、千春さん(左)夫妻