“センバツ切符”の吉報信じ 八戸西ナイン初練習

今月29日の選考委員会で吉報が届くことを祈りつつ、新年最初の練習でランニングする八戸西高野球部メンバー=3日、八戸市大須賀海岸
今月29日の選考委員会で吉報が届くことを祈りつつ、新年最初の練習でランニングする八戸西高野球部メンバー=3日、八戸市大須賀海岸
第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間・甲子園)の出場校選考に当たって、東北地区の21世紀枠候補校となっている青森県立八戸西高ナインが3日、八戸市内で2021年の初練習に臨んだ。運命の出場校選考委員会は今月29日。1975年の創部.....
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 第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間・甲子園)の出場校選考に当たって、東北地区の21世紀枠候補校となっている青森県立八戸西高ナインが3日、八戸市内で2021年の初練習に臨んだ。運命の出場校選考委員会は今月29日。1975年の創部以来、同校は春夏通じて甲子園出場経験がないだけに、ナインは吉報が届くことを信じながら、走り込みなどではつらつと体を動かした。[br][br] 同大会の21世紀枠は2001年の第73回大会から導入され、高校野球の模範的な姿を実践するチームが選考されている。[br][br] 東北地区からは過去に同枠で岩手、宮城、福島各3回、秋田2回、山形1回の甲子園出場実績があるが、青森県勢は唯一、同枠で甲子園に選ばれたことがない。同地区の候補校となったのも80回記念大会の県立五農高以来2度目だ。[br][br] 今回の21世紀枠を巡っては、秋の県大会準優勝、東北大会8強の八戸西を含む9校が候補校に挙げられている。現時点で、うち3校に今月29日の選考委員会を経てセンバツへの“切符”が届くことになっている。[br][br] 八戸西は先月28日で20年の練習を終え、5日間の休養を経て3日に始動した。野球部員は蕪嶋神社で初詣を済ませた後、厳しい寒さにも負けず海岸沿いを大須賀浜までランニング。大須賀浜ではダッシュや筋力トレーニングに汗を流した。その後、交流のある県立八戸高等支援学校に移動し、守備練習などに取り組んだ。[br][br] 宮﨑一綺主将(2年)は「明確な“目標”が目の前にあるため、例年の新年初練習よりも活気があった。今後も一日一日を大切に過ごしていきたい」と、決意を新たにしていた。今月29日の選考委員会で吉報が届くことを祈りつつ、新年最初の練習でランニングする八戸西高野球部メンバー=3日、八戸市大須賀海岸