じゅんちゃん一座(十和田市)受賞相次ぐ 寸劇で認知症を分かり伝える活動 各方面から高い評価

小山田久市長(中央)に受賞を報告した竹内淳子診療部長(右から2人目)らじゅんちゃん一座のメンバー
小山田久市長(中央)に受賞を報告した竹内淳子診療部長(右から2人目)らじゅんちゃん一座のメンバー
寸劇を通じて認知症の普及啓発活動に取り組む十和田市のボランティア団体「じゅんちゃん一座」が11月から12月にかけて、全国規模の社会福祉3団体から表彰や助成を受けた。座長を努める市立中央病院メンタルヘルス科の竹内淳子診療部長(55)は、「寸劇.....
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 寸劇を通じて認知症の普及啓発活動に取り組む十和田市のボランティア団体「じゅんちゃん一座」が11月から12月にかけて、全国規模の社会福祉3団体から表彰や助成を受けた。座長を努める市立中央病院メンタルヘルス科の竹内淳子診療部長(55)は、「寸劇は講義よりもイメージが湧きやすい。認知機能の低下によって生じる問題を、今後も分かりやすく伝えたい」と抱負を語った。[br][br] 一座は2011年12月に発足し、メンバーは保健師やケアマネジャーなど計11人。専門医の知識を生かしたユーモラスな寸劇で、幅広い世代に認知症の症状や対応法を伝えている。各地で開いている出前講座は、本年度で計200件に到達したという。[br][br] 一座はこれまでの活動が評価され、社会貢献支援財団(東京都)の第55回社会貢献者表彰、読売光と愛の事業団(同)の第18回読売福祉文化賞高齢者福祉部門を受賞。また、杉浦記念財団(愛知県)の第9回杉浦地域医療振興助成の対象に選考された。[br][br] 市役所に報告に訪れた竹内診療部長ら4人に対し、小山田久市長は「一座の役割はますます重要になる。認知症への理解が深まれば、市民の見守り体制も強くなる」とエールを送った。小山田久市長(中央)に受賞を報告した竹内淳子診療部長(右から2人目)らじゅんちゃん一座のメンバー