八戸中心街の歩行者 昨年比1万人減/八戸商議所調査

新型コロナウイルスの影響を受け、歩行者通行量が減少した八戸市中心街=22日
新型コロナウイルスの影響を受け、歩行者通行量が減少した八戸市中心街=22日
八戸商工会議所は22日、2020年の八戸市中心街(三日町、十三日町、花小路)の歩行者通行量を明らかにした。調査を行った平日と休日を合わせた2日間の通行人は4万8217人で、昨年より9811人減少。新型コロナウイルスの感染拡大による外出控えが.....
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 八戸商工会議所は22日、2020年の八戸市中心街(三日町、十三日町、花小路)の歩行者通行量を明らかにした。調査を行った平日と休日を合わせた2日間の通行人は4万8217人で、昨年より9811人減少。新型コロナウイルスの感染拡大による外出控えが大きく響いたとみられる。[br][br] 歩行者通行量は第3期市中心市街地活性化基本計画(18年12月~24年3月)に盛り込まれた重要な指標の一つ。調査は市の委託を受けた八戸商議所が10月4、9日に三日町と十三日町の8地点、花小路の3地点の計11地点で実施した。[br][br] 調査地点ごとの通行量を見ると、十三日町の「いわぎんローンプラザ」前が8911人と最多。三日町の「明治安田ビル(旧青森銀行三日町支店)」前が7388人、「さくら野」前が5837人などと続いた。花小路は7973人だった。[br][br] 通行量が前年を大きく下回った理由について、市や八戸商議所は調査日が雨天だったことに加え、調査日直前に市内で新型コロナの感染が確認され、市民が外出を控えたことが影響した―と分析している。[br][br] 計測場所を拡大した中心街33地点の調査でも通行量は8万4437人と10万人の大台を割り、前年比20%以上の減少となった。[br][br] 第3期計画では23年度までに、11地点で7万5600人に増やすことを目標に掲げる。市まちづくり文化推進室の担当者は「『ウィズコロナ』の時代でも安心して市中心街を回遊できるよう、関係機関とさまざまな仕掛けをしていきたい」としている。新型コロナウイルスの影響を受け、歩行者通行量が減少した八戸市中心街=22日