寒風にさらされ 新巻きザケ作り佳境/八戸

寒風にさらされる新巻きザケ=18日、八戸市湊町の山千岩村商店
寒風にさらされる新巻きザケ=18日、八戸市湊町の山千岩村商店
年末年始の贈答品として親しまれる新巻きザケ作りが、北奥羽地方で佳境を迎えている。八戸産のサケにこだわり、半世紀にわたり製造を続ける八戸市湊町の山千岩村商店(岩村和夫代表)の工場では18日、27本が寒風にさらされ、師走の風情を演出していた。 .....
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年末年始の贈答品として親しまれる新巻きザケ作りが、北奥羽地方で佳境を迎えている。八戸産のサケにこだわり、半世紀にわたり製造を続ける八戸市湊町の山千岩村商店(岩村和夫代表)の工場では18日、27本が寒風にさらされ、師走の風情を演出していた。[br][br] 今年で創業70周年を迎えた同社。酒井博専務(62)によると、10月後半から定置網のサケを買い付け、下処理や塩漬けなどをして冷蔵、12月上旬からつるして乾燥させている。[br][br] 今年は計76本を作る予定。需要減と不漁を背景にピーク時から半減しているが、毎年3~5本とまとめて購入する熱心なリピーターも少なくないという。[br][br] 酒井専務は「身の質が良い雄を自分の目で選んでいる。贈り物になるだけに、本当にいい商品を作り続けたい」と話した。寒風にさらされる新巻きザケ=18日、八戸市湊町の山千岩村商店