年末年始一時停止/青森県の旅行キャンペーン 政府方針に同調

新型コロナウイルスの感染拡大で、政府が観光支援事業「Go To トラベル」の年末年始の一時停止を決めたことを受け、青森県は15日、全国向けに16日から始める旅行キャンペーンを予定通り開始した上で、政府の方針に合わせて今月28日から来年1月1.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大で、政府が観光支援事業「Go To トラベル」の年末年始の一時停止を決めたことを受け、青森県は15日、全国向けに16日から始める旅行キャンペーンを予定通り開始した上で、政府の方針に合わせて今月28日から来年1月11日は利用を一時停止すると明らかにした。一方、北東北3県を対象にした宿泊キャンペーンは継続する。[br][br] 県はこれまで、トラベル事業の運用に合わせ、旅行キャンペーンの対象地域を判断するとしていた。今月27日までは札幌市、大阪市、名古屋市、東京都を除外。来年1月11日以降も、政府の対応に準ずる考え。[br][br] 今月末まで展開する北東北3県の宿泊キャンペーンについては、トラベル事業と連動しない施策として継続。7日までに5万泊のうち4万4716泊分が売れている。[br][br] 県誘客交流課は「年末年始は予約が埋まっていた宿泊施設もあり、今後の影響を注視しなければならない」とし、「感染防止策を徹底し、状況に応じて運用する」と強調した。[br][br] 一方、八戸市は市内に宿泊する人の宿泊料金を助成する「冬もおんでやぁんせ八戸宿泊キャンペーン」について、見直しを含めて検討する考えを示した。[br][br] 15日に市庁で会見した小林眞市長は「青森県や他の自治体の状況を見ながら、どうするかを早急に判断したい」と強調した。[br][br] 市の宿泊キャンペーンは、新型コロナの影響を受ける宿泊・観光事業者支援として1日から実施中。東北6県と、札幌市を除く北海道内在住者を対象に、1人1泊につき、宿泊料金の8割(上限5千円)を助成する。