【新型コロナ】青森市で7人感染 介護施設でクラスター

青森県などは15日、青森市で新たに7人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれも12日に陽性が判明した市内在住の40代男女の濃厚接触者。うち5人は市内の通所型介護施設の職員または利用者で、市はこの施設でクラスター(感染者集団)が.....
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 青森県などは15日、青森市で新たに7人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれも12日に陽性が判明した市内在住の40代男女の濃厚接触者。うち5人は市内の通所型介護施設の職員または利用者で、市はこの施設でクラスター(感染者集団)が発生したと断定した。関係者89人全員を特定し、検査が終了しているとして施設名は非公表。市内のクラスターは3例目となった。県内の感染者は累計382人。[br][br] 施設に関係する感染者は30~80代以上の男女5人。いずれも軽症で入院中または入院を調整している。[br][br] 市は、1カ月以内に施設で勤務または利用した人を対象に検査を実施。15日までに、感染者6人を除く計83人の陰性を確認した。県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「感染拡大は限定的。陰性者が陽性に転じても大規模クラスターにはならないだろう」との認識を示した。[br][br] ほかの感染者は、市内在住の40代男性(12日発表)の知人と職場関係者で、40代と50代の男性2人。[br][br] 一方、県によると、クラスターが発生した八戸市鷹匠小路のメンズパブ「Pax(パークス)」については、陽性者の判明以降、接触の可能性があった数名が名乗り出ており、15日現在、1人が検査中で残りは陰性を確認した。