遺跡発掘100周年企画 是川遺跡の注口土器展/八戸・是川縄文館

注口土器143点が並んだ企画展
注口土器143点が並んだ企画展
八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館(工藤朗館長)で、是川遺跡発掘100周年記念の冬季企画展「是川遺跡の注口土器」が開かれている。同遺跡から出土した注口土器143点が紹介されており、来館者は、色や文様の美しい土器を間近で見ることができる。来年.....
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 八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館(工藤朗館長)で、是川遺跡発掘100周年記念の冬季企画展「是川遺跡の注口土器」が開かれている。同遺跡から出土した注口土器143点が紹介されており、来館者は、色や文様の美しい土器を間近で見ることができる。来年3月21日まで。[br][br] 注口土器は、注ぎ口がついた土器で、主に儀礼などで使われた。縄文時代後期から晩期の東日本で多く作られている。今回の企画展では、収蔵庫に保管されている400点以上の注口土器の中から、赤い漆器や、よく磨かれて光沢のある物など、特に形や色味の美しい物が展示されている。[br][br] 同館の落合美怜学芸員は「今回を機会に、縄文時代に作られた土器の美しさを見てほしい」と多くの来館を呼び掛けている。[br][br] 時間は午前9時~午後5時。休館日は原則毎週月曜と年末年始(27日~来年1月4日)。入館料は一般250円、高校・大学生、65歳以上(市内)150円、小中学生(市外)50円、同(市内)・未就学児無料。注口土器143点が並んだ企画展