換気効率、野菜原料の紙作り…さまざまな研究成果を発表/県立三本木高生

研究成果を発表する生徒
研究成果を発表する生徒
十和田市の青森県立三本木高(岩川亘宏校長)は8日、同校グローバルサイエンスコースの校内課題研究発表会を、同校体育館で開催した。2年生34人が8グループに分かれてさまざまな研究に挑戦し、成果を動画やグラフにまとめて分かりやすく説明した。 同コ.....
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 十和田市の青森県立三本木高(岩川亘宏校長)は8日、同校グローバルサイエンスコースの校内課題研究発表会を、同校体育館で開催した。2年生34人が8グループに分かれてさまざまな研究に挑戦し、成果を動画やグラフにまとめて分かりやすく説明した。[br][br] 同コース2年生は毎年、課題研究に取り組んでおり、生徒が自らテーマを設定し実験、調査し成果を発表している。[br][br] 換気効率がテーマの研究では、教室の模型を作り、送風機の配置と窓の開け方を変えた8パターンを設定。スモークを発生させて実験し最も効率の良い換気方法を探った。また、紙の可能性の研究では、地元のゴボウやナガイモを原料にした食べる紙を作れないかなどを探った。[br][br] 換気効率の研究を発表した赤坂里恵さん(16)は「漠然とした予想がデータで実証され、結果が確認できて面白かった。今回の研究は協力の大事さを学べて力になった」とし、紙の可能性を研究した直町泰成さん(17)は「問題を解決する難しさを実感した。将来は環境に関わる仕事に就きたい」と感想を述べた。研究成果を発表する生徒