ワイン用ブドウでグローバルGAP/エムケイヴィンヤード(むつ)

グローバルGAP取得を祝う北村良久社長(左)と五所川原農林高生徒ら=11日、むつ市役所
グローバルGAP取得を祝う北村良久社長(左)と五所川原農林高生徒ら=11日、むつ市役所
「下北ワイン」の原料となるブドウを栽培するむつ市川内町の「エムケイヴィンヤード」(北村良久代表)が、安全な農産物と生産工程を証明する国際認証「グローバルGAP」を取得した。ワイン用ブドウでは東北地方初、全国でも2例目の取得。北村社長は「安全.....
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 「下北ワイン」の原料となるブドウを栽培するむつ市川内町の「エムケイヴィンヤード」(北村良久代表)が、安全な農産物と生産工程を証明する国際認証「グローバルGAP」を取得した。ワイン用ブドウでは東北地方初、全国でも2例目の取得。北村社長は「安全安心への信用が目に見える形になった。自信を持って商品を売り込みたい。ワインの輸出にも挑戦したい」と話している。[br][br] 同社は下北ワインを製造、販売する「サンマモルワイナリー」(同市)のグループ会社。エムケイ社は2018年、リンゴ、コメなどで取得実績がある青森県立五所川原農林高と連携協定を締結し、取得に向けた助言を受けてきた。[br][br] 認証は世界120カ国以上に普及する事実上の国際基準で、食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」の実践者に与えられる。取得により、企業価値向上、販路拡大、リスク管理などのメリットがある。[br][br] 同社は今年10月、審査会社から生産工程、品質やリスク管理、作業員の安全確保の取り組みなどについて審査を受け、同27日付での取得となった。[br][br] 北村社長と同校生徒らは11日、市役所に宮下宗一郎市長を訪ね、認証取得を報告。宮下市長は「海外に認めてもらうきっかけになる」とたたえた。グローバルGAP取得を祝う北村良久社長(左)と五所川原農林高生徒ら=11日、むつ市役所