青森県高野連は11日、青森市で定例理事会を開き、2021年度の大会日程などを申し合わせた。夏の甲子園出場を懸けた第103回全国高校野球選手権青森大会は7月13日~26日に行う。主催大会での観客動員について、県高野連の高橋聡理事長は理事会後の取材に対し、「球場での新型コロナウイルス対策を徹底した上で、春の地区大会から有観客での運営を考えている」と説明した。[br][br] 夏の青森大会は初日が青森市営で開会式と1回戦1試合、第2日以降は3回戦まで八戸長根、六戸メイプル、はるか夢を含む4会場で行う。準々決勝からは青森市営が舞台となる。組み合わせ抽選会は6月29日。[br][br] 春季県大会は5月15日から長根、八戸東、六戸の3会場で、東北大会は6月2日から秋田県で実施する。秋季青森県大会は9月11日からはるか夢、県営、黒石の3会場で、東北大会は10月7日に県内で開催する。[br][br] 日本学生野球協会優秀選手賞には、夏季代替大会で優勝した青森山田の前主将・哘崎新、県高体連優秀選手賞には同校の小牟田龍宝、平野時矢、八学光星の前主将・中澤英明を推薦することも決めた。県高野連表彰選手には18人が選ばれた。[br][br] 各受賞選手は次の通り。[br][br] ▽優秀選手賞=八戸康冶、川原田純平(以上青森山田)疊指善宣(青森)塩谷優斗(青森商)蝦名温人(弘前東)千葉慎之祐(弘前実)宮古優希(工大一)石井修二郎(八学光星)[br][br] ▽軟式部優秀選手賞=柴谷翔太(五所一)今優介(弘前工)[br][br] ▽功労賞=成田紘輔(弘前東)舘山一騎(五所工)柴崎海瑛(三本木)鈴木優斗(六戸)松橋心太(五戸)下村瑠也(八高専)木村海輝(大湊)中野祐太(田名部)